今日は母の書道の友人が修善寺温泉の老舗・新井旅館にて展覧会を行うということで随行。新井旅館は明治時代に建てられた建物を残し、多くの著名な画人が滞在したことでも有名。明治~昭和にかけて活躍した横山大観も数多く来遊し、達磨山から見た富士山等、作品が残されている。また大観のために建てられた客室「山陽」はアトリエなどに利用されていたとのこと。初めて足を踏み入れましたが歴史の重みを感じさせる館内は圧巻、そこでの「華麗な仮名文字-福田幽香 書展」も雰囲気にマッチした秀作揃いでした。
せっかくなので、修善寺の街並みも少し散策、竹林の小径など綺麗に整備されている一方、寂しげな空き家、空き店舗なども目立ち、観光客もまばらで寂しい印象の方が強かったのも事実。古き良き歴史と新たなニーズに合致したリニューアル施策の良きバランスが必要ですね!
帰りがけの達磨山からの富士山&駿河湾&沼津市の景観はいつみても圧巻、梅も色づき、初春の観光シーズンイン!