今日のニュースは昨日の首相の沖縄訪問が中心となっていますが、大方の予想通り、あれだけ「最低でも県外移設」と言っていながら、結局は原案に戻るような策しか持ち合わせず、また海兵隊が抑止力とは考えていなかったなど、一国の総理大臣として信じられない認識の浅さを平気で発言しており、おかげで虚脱感に苛まれる連休最後の朝となってしまいました。更なる支持率低下は避けられないと思いますが、既に鳩山民主党政権は瓦解しており、早期にこれまでの様々な公約違反の責任を取って、民意を質す必要があります。先日、ある女性の方に今の政治状況についてご意見を伺ったところ、「民主党のウソつき、大嫌い!」と、こちらがビックリするくらい真剣に怒ってました。政治家は嘘をついてはいけません。誠を尽くせ!
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「最低でも県外」党の考えではない…首相
基地移設
沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場移設問題で、同県を訪問中の鳩山首相は4日午後、移設先について「最低でも県外」と発言したことについて、「公約というのは選挙時の党の考えということになる。私自身の代表としての発言だ」と述べ、党の公約ではないとの考えを示した。
稲嶺進・名護市長と会談後、記者団の質問に答えた。
地元記者から「県外移設が困難な理由として日米同盟や抑止力の重要性を強調していたが、認識が浅かったのではないか」と問われたのに対し、首相は「海兵隊そのものは抑止力として沖縄に存在する理由にならないと思っていたが、学ぶにつけ、駐留米軍全体の中で海兵隊は抑止力として維持されるという考えに至った。『(認識が)浅かった』と言われれば、あるいはその通りかもしれない」と認めた。
今回の沖縄訪問について、首相は「もっと早く来いという(県民の)気持ちも含めておわびにうかがった」とした上で、「大変厳しい1日だった。『最低でも県外』との思いは、ほとんどの方からうかがい、厳しさを改めて実感した。私の考えはなかなか理解されなかったが、対話できて、(沖縄に)来て良かった」と感想を述べた。