今日の静岡新聞の朝刊の社説に「次世代カー:走行環境の基盤整備を」という記事が掲載されました。記事の主旨は、県が経済産業省のEV(電気自動車)タウン構想の第二期モデル地区に選定され、積極的な普及に乗り出すというもの。具体的には、EVの観光業とのタイアップを視野に入れたレンタカー使用や、急速充電器の各所設置というインフラ整備を進めることなど。
現在のEV車の最大の難点は、走行距離が短いこと。三菱のアイミーブや日産のリーフなどの既販車で、フル充電で公称160km程度。実際にはエアコンなどの負荷や、市街地走行でのストップ&ゴーの繰り返しにより、実用は半分の80kmというのが現状です。
自分もアイミーブを借用した際にバッテリーの減少スピードが速いのにはビックリ!絶えず残量を気にして、富士宮まで行くのに、結局ガソリン車に乗り換えて行ったりもしました。
欧州などでは環境意識が高いこともあり、EV化に向けたインフラ整備は着々と進んでいます。市内各所に充電器があるのは当たりまえ!
沼津市も地域産業振興の柱としても、EV推進を計ることが必要ですが、インフラ整備についても行政が先陣を切って推進して頂きたいと思います。
写真は、昨年訪問したフランスの観光国際都市ストラスブール市内に設置されているEV駐車スペース&急速充電器!