沼津市を中心に、静岡県東部地域は将来に向けた地域経済の活性化が第1の課題です。
その中で、「観光」はその大きな基軸になるものですが、現状は宿泊を伴う観光客の流入はこの15年間で伊豆地域を中心に20~40%の減少となっており、小泉政権以降のVisit Japan政策により地域間競争は激化し、新たな視点での誘客がテーマとなっております。
この観点では、幸いに、東部地域には県立がんセンター&ファルマバレーセンターがあり、そのポテンシャルの高さから、2003年以降、全国レベルでの「がん会議」や、昨年は6000人規模の学会が静岡にて開催されています。
これらの動きにも呼応し、H25年新キラメッセ、H26年東部コンベンションホールが完成しますが、課題はこのようなコンベンションなどの誘致と受入体制が整っていることであり、誘致については、H19年に「東部コンベンションビューロー」が設立、また、運営組織としてH21年に「NPO法人コンベンション静岡」が設立されました。
残る受入体制の整備が喫緊の課題となるわけですが、この点に着目し、地元静岡県東部の旅行会社、宿泊施設、飲食、交通関係企業などを中心とした静岡ビジターズネットワーク協力会を、昨日自分が発起人として立ち上げました!
メンバーは東部地域の観光を引っ張っているパワフルな面々が集い、発足会&勉強会の後の懇親会では、かなりヒートアップ!あの「熱」があれば、必ずや新たなビジネスチャンスを切りひらくことが出来ると思います。
今年1年は勉強会の開催と具体的な事業手法の検討、企業間ネットワーク作りを行って来年以降の実際のコンベンション等受入に備えていきます。
「観光」産業振興による地域経済への波及効果は大きいことから、このチャンスを最大限活用できるように邁進します!