昨晩遅くにようやく沼津に戻りました。帰路は、TVでも津波襲来の模様が度々放映された仙台空港の周辺を通過、見学して、ゴールデンウィークで所々渋滞の東北道~東名を経て沼津へ。
岩手県まで650kmだそうですが、やはり遠い!1日がかりでの移動となってしまいますが、もう少し楽に行ければ頻繁に支援に行きたい!
さてさて、夜通し走って到着した大船渡市。津波に襲われた海辺~中心市街地は鉄筋コンクリートなど強固な建物以外はほとんど流され、壊滅状態。ここに街があったとは…
港の近くにあった商工会議所は2階まで津波がぶち抜き、丸太が刺さったまま。
三陸町でも海に近い平地の建物はすべて流され…海に近い小学校は3階まで津波にぶち抜かれていました。本当に恐ろしい光景ですが、子ども達はちゃんと避難して全員無事!
たぶん、TVで最も多く放映された陸前高田市。ここは最も被害がひどく、広大な市街地全体がまったく何もない、ガレキさえもない状態、引き潮の際にすべて海に持っていかれてます…
団地の4階まで津波が襲来…
これだけの鉄骨造建物がまさに根こそぎ持っていかれてます…
津波の川の遡上も強烈だったようで、海から数キロ上流でもこの様子。
帰路途中の仙台市。遠くに見えるのが海岸線で、かなりの距離がありますが…
空港近くには多くの車の残骸が…空港の駐車場に停めてあった車です。
まさに、壊滅的な被害状況を目の当たりにして、沼津市が東海大地震に襲われたら…津波被害は…市民全体で津波対策の再認識、防災計画の見直しを早急に進めていかなければなりません。
大船渡市でお話した40代女性の言葉が印象的でした。「大船渡市を必ず復興させます。ずーっと暮らしてきた大船渡がこんな状態のままでは悔しい…子ども達に以前のような大船渡を残します…!」
(続く…)