昨日、総務経済委員会を開会し、当局からの報告を受けました。その中で、「平成24年度 沼津市の行政改革の推進に関する提言書」があり、民間有識者による研究、討議結果が報告されました。
具体的には、テーマとして「公共施設の在り方」、「歳入確保策の推進」を設定し、特に公共施設の在り方については、以前に事業仕分けなどで取り上げられた少年自然の家、ゆめとびら舟山、市民の森、沼津御用邸記念公園、戸田はかま滝オートキャンプ場、千本プラザについて、現況を踏まえた中長期的あり方を広域連携、施設用途転換なども視野に入れて検討されました。
各施設の今後の在り方としての提言は以下のとおり。
①沼津市立少年自然の家→稼働率低く11人の職員も過剰、築40年以上であり廃止の方向で検討(近隣の他市町の同種施設を利用)
②ゆめとびら船山→施設の状態が良いため存続を前提に売却や委託など民間との連携の在り方について検討
③沼津御用邸記念公園→民間の指定管理者を活用し、また施設周辺の環境整備を進め、観光施設としてのポテンシャルを高めるための取り組みに努められたい
④千本プラザ→施設維持や管理運営に多額の経費を要しており、浴室など負担大きいため、用途転換等抜本的な見直しを進める…
今後は提言を基に、各所管課での検討を進めるとのことでしたが、費用対効果や、今後増大していく施設維持のメンテナンス費用なども明確にした上で、どんどん価値あるものに転換していくように考えたいと思います!