先週の猛暑にはうんざりする程でしたが、そんな中で、特に高齢者の皆さんが熱中症になってしまい、病院に搬送され、死亡されるケースまで出てしまいました。
沼津市内も例外ではなく…近所の独居のお年寄りからレスキュー依頼がありました。自宅の通風が悪く、エアコンもないため、部屋の中は蒸し風呂状態で、足も悪いため、外出もできず…
そんな状況のため、市内の親族に連絡し、救急病院に連れて行ってもらったりしていましたが、連日の暑さで毎日呼び出す事態に。しかしながら、医療的な措置は点滴をするぐらいのため、やはり老朽化した借家から出て、介護を受けられる施設入所が良いであろうとの結論になっつたのですが…
ご本人はこれまで障がいを抱えていたものの、概ね自立した生活が出来ていたため、介護認定の申請を出しておらず、原則的には緊急的であっても施設入所が出来ないとの市の回答。これって、おかしいと思いませんか??そのまま借家にいたら、最悪、死亡する可能性だって否定できないというのに…
結局、施設側の尽力で取りあえず昨日入所を果たしましたが、介護保険の適用でないため、自費による入居を強いられてしまっています。誰のための福祉行政であるのか?大いに疑問が残ります!