昨晩は、ようやく話題の映画「永遠のゼロ」を観ることが出来ました。太平洋戦争中の日本海軍不遇の特攻パイロットを題材にした映画。
司法試験に失敗し、またにアルバイトをするだけの怠惰な生活を送っている26歳の健太郎と4歳年上の姉でフリーライターの慶子が特攻隊員としての亡き「祖父」のことを調べることから話は進展していきます。当初、戦友たちからは「臆病者」と罵られていた祖父は、実は家族、大切な人のために命を大切にしようと奮闘し、戦友の命さえも助けていたのでした…。
この映画は、太平洋戦争で4000名以上の若者たちが特攻隊員として命を落としていますが、その極限までの悲惨さを鋭く描き、不戦の誓いを新たにするとともに、今、家族と平和に暮らしている我々、そして日本という国は、無念の想いの先人たちの犠牲の上に成り立っていることを痛感させられます。
昨晩は20時半からのレイトショーでしたが、あんなに観客が入っていたこともなく、また若い世代のカップルが多かった点は、原作を含め、この映画のインパクトを如実に語っていたと思います。是非ともこれからの日本を担う高校生以上の若者は鑑賞してもらいたいと思います。きっと次の日からの生き方が変わるでしょう!!