にわかに衆議院の解散総選挙の声が高まってきました。12月2日公示、14日投開票という声もあり、それでなくても慌ただしい師走が大変なことになりそうです。
問題となるのは、今後の法案成立がどうなるのかということ。たとえば、労働者派遣法改正案は今週中の審議を見送ることで合意され、成立は困難な情勢となった模様。
そのほか、来週中に衆議院が解散されれば、今国会に提出された、女性活躍推進法案などの重要法案が廃案となる可能性もあり、安倍首相肝いりの地方創生の関連法案の成立に、注目が集まっています。
沼津市議会で検討中の空き家対策条例についても、国会で法案審議される予定の「空き家対策特別措置法案」の動向を注視してきましたが、その行方もわからなくなってきました。
市議会としては、これまで何度も先送りされてきた法案ですので、国は国、市は市とのスタンスで粛々と条例制定に向けて取り組んでいくつもりですが…
消費増税を問う選挙とも言われていますが、この時期に選挙を強行する大義はやはり薄いような気がしますね…。