昨日は静岡県の議長会研修会にて「海洋国家日本の未来」と題する講演を受けました。
尖閣諸島問題や、最近では小笠原諸島での珊瑚密漁漁船団事件など、日本の主権を踏みにじる隣国中国の暴挙に腹立たしさを覚えます。
こうした行動により、小笠原諸島の海底は荒らされ、1年に数ミリしか育たない珊瑚は二度と再生せず、また甲殻類なども根こそぎ採ってしまって魚は育たず…
これに対し、日本の海上保安庁の巡視船は2隻程度しか派遣、巡視できないため、違法漁船の拿捕など出来ないことから、200隻以上の船団の中を走り回るしか策がないとか…
排他的経済水域など無視し続ける中国ですが、日本の国土の4倍にもなるこの経済水域には、魚を始め多くの資源があるわけで、まさに日本の生命の源です。
講師が最後に尖閣諸島問題について、世界的に環境保全宣言をすることによって、中国の接近を阻止することが必要と申されていましたが、物量でかなわない現状からは、このようなクレバーな外交戦術が早急に求められます!