先日、自分が委員長を務める地震津波調査特別委員会を開き、津波避難用として計画されている築山整備の現況について報告を受けました。
この問題は、昨年、築山整備に対し、市が松を130本伐採することが判明して以降、これに反対を唱える市民グループの人たちとの折衝が始まり、数回に渡る計画変更案が当局より示されたものの、1本たりとも伐採すべきでないと主張する方々は納得せず時間が経過しました。
本来、平成26年度完了の整備事業でしたが、議会も予算の繰越しを承認し、極力市民の意向に添う形での修正案を期待していました。
先の報告では、最後まで築山エリアに残った20本余りの松について、移植にて対応する案が示され、伐採しない方向での整備方針が示されました。
課題は、移植のために円形に根切りをして、枯れないように再度根が出ることを確認してから移植をするわけですが、そのための適切な期間を1年で良しとするか、3年必要なのかの見極め。
このことは当然、築山本体の整備事業、完成時期に影響することから、今後、専門家の意見を聴きながら、慎重に進めて頂きたいと思います。紆余曲折ありましたが、やっとここまでこぎ着けたので、是非有終の美を飾りましよう!!