韮山反射炉の世界遺産登録がようやくユネスコにて認められました!静岡県東部地域は先の富士山に引き続く快挙であり、特に、観光が地域経済の柱である伊豆半島地区においては、大きな観光資産を手に入れたことになります。
東部の有志議員で構成するMICE振興議員ネットワークにおいても、学会やコンベンション、イベント、企業のインセンティブツアーで誘客を計り、それに関連する宿泊、飲食、近隣の視察旅行などで経済活性化を図るべく、これまで活動してきましたが、今回の決定はそれに対しても大きな武器となることは間違いありません。
今後は、この資産を最大限活かせるように、反射炉の周辺整備や、観光資源としてのわかりやすい情報提供、おもてなし戦略の構築など、課題は多いと思いますが、スピーディに対処して頂きたいと思います。
これで、また、沼津港も混雑が増しますね~!!
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<メモ>韮山反射炉 江戸幕府が幕末、鉄製の大砲を鋳造するために築造した西洋式の溶解炉。同時期、国内で実際に稼働した反射炉の中で唯一現存している。1853年のペリー艦隊来航を契機に、韮山代官江川英龍(坦庵)を責任者として建設が始まった。工事に当たっては佐賀藩との技術交流を行い、英龍の死後の57年に完成した。敷地内にはれんが積みの反射炉本体のほか、砲身をくり抜く錐台(すいだい)小屋などもあり、一貫した大砲生産が可能だった。