耐震工事の助成アップ・介護ロボット導入・少年自然の家は新たな宿泊施設へ~!(先日のメルマガより)
◆先日の建設水道委員会にて、本年4月の熊本地震で多くの木造住宅が被害を受けたことから、これまで行ってきた耐震性の低い木造住宅への耐震工事助成金をアップするとの報告がありました。
これにより、一般世帯50万円、高齢者世帯70万円だったのが、それぞれ30万円アップに。
この効果について質したところ…市内木造住宅約4万3千棟のうち耐震化が必要なのはまだ約9千棟あり、今回の補助強化で年間70~80棟程度が工事着手と想定しているとのこと。実際には、自己負担分が数十万~百万円単位で生じるため躊躇する人も多く、まだまだ時間がかかりそうです…。
◆介護従事者の負担軽減に向けて、介護ロボット導入の経費について、昨日の予算委員会で可決。1つは、マッスルスーツで、介護する人が着用すると空気圧式の人工筋肉が原動力となり、人や物を持ち上げる際の体の負担を大幅に軽減。もう1つは、高齢者見守りシステムで、センサーとモニターで高齢者を見守り、一定時間動きがないと通報するシステム。マッスルスーツは1着60万円、高齢者見守りは1式200万円ですが、市内7事業所で導入。今後は、重労働で離職率の高い介護現場の省力化を進めることが肝要であり、より多くの事業所での導入を推進していきたいと思います。
◆少年自然の家は来年3月末で終了。既存の施設を活用し、地域の価値及び魅力を向上させる新たな事業を展開することを目的とし民間事業者の募集を行い、既に東京の企業に決定しています。
この事業者は「泊まれる公園」をコンセプトに、公園の楽しみ方の拡大やホテルに泊まるような楽しみと満足感のある宿泊機能強化を目指すとのこと。そこで、今回の補正予算では5000万円をかけて現施設改修を行い、事業者に手渡すこととなりました。来年度中には再オープンとなる模様であり、新たな沼津の魅力スポットとなることを期待します!