今日は明日からの定例会開会前に総務経済委員会が開かれ、閉会中の協議事項に加え、当局からの報告が何件か行われた。そのなかで、最重要なのが「沼津市第三次総合計画後期推進計画について」。簡単に言えば、10年間の計画の後半5年がH18年度からスタートするので、その間の事業計画が策定され、報告を受けました。95の主要事業のうち、最重要施策No.1は「学校・保育所の耐進化」。今後5年間で、小中学校の90%の耐進化を進め、保育所については3年間で完了させるという内容。これに、市立高校の体育館改築が加わり、事業費はそれぞれ90億円、6.5億円、22億円の計119億円に上ります。もう一方で、金額的にも大きく重点事業なのが駅周辺整備事業。鉄道高架43億円、新貨物駅基盤整備56億円、新車両基地基盤整備56億円、大手町地区際開発(ビル)93億円、区画整理事業47億円を見込んでいます。重点事業の3つめは、「海辺のにぎわいづくり」。事業費は他の2つに比し大きくありませんが、沼津港整備事業、戸田松城邸保存活用事業、さくらの名所づくり推進事業など、沼津の観光資源の魅力付けを図る期待の事業が盛り込まれています。今後5年間で、上記各種重要事業はピークを迎えることになるため、そのプロセスについてはしっかりとしたチェック体制が必要です。