昨日、裾野市民文化センターで横田めぐみさんのご両親をお招きして「励ます会」を行いました。会場一杯の1200人が集まり、ご両親の話に聞き入りました。特に、お母さんのめぐみさんに対する愛情と無念さ、救出に向けての執念が強く伝わるお話には会場全体で共感し、涙を流す人が多かったです。これだけ北朝鮮の国家犯罪が明確な状況で何もできない日本政府。めぐみさんのお母さんは話の中で、政治の怠慢を指摘されていました。「民主党の永田議員のあんなメール問題で貴重な時間を消費するなら、なぜこの拉致問題を真剣に議論して問題解決に向けて前進しようとしないのか、納得いきません‥」。夜警国家といわれた頃から、防衛と治安維持は国家(国政)の最低の責務なはずですが、生の声を聞いて、日本の国のあり方を深く考えさせられました。一説には、経済制裁が進まないのは、関係国に気を使っているからとも聞きます。例えば、日本が制裁を発動すれば、北は混乱して韓国と戦争状態になるとか、中国は混乱により難民が大挙して押し寄せるので困るだろうとか‥開会の時には自民党の国会議員が2名来て挨拶していましたが、具体的にあなた達はこれから何を行動してくれるの??と問い詰めたくなる心境でした。政治は結果だ!と思います。1日も早い拉致被害者の救出に向けて、微力ながらお手伝いできたら、と思った1日でした。