昨日は沼津JC主催での「SKY圏構想シンポジウム」のパネラーとして出席してきました。SKY圏とは、静岡のS、神奈川のK、山梨のYを取り、富士箱根伊豆国立公園を中心としたこれら地域が、魅力溢れる地域資源を活かしながら、振興、活性化に向けた圏域づくりを目指していこうというもの。各県どうしでの協議をここ数年重ねているようですが、まだ具体的な事業にはなっておらず、今回のシンポジウムでは、その可能性や実現に向けた手法などについて若い世代で考えてみよう、というものでした。近隣のJCからも参加があり、活発な議論がなされ、キックオフとしては良い企画だったかと思いますが、それに加え、自分としては、同じくパネラーとしていらっしゃっていた面白い方に出会えたのも収穫でした。おひとりは、前富士宮市助役で現在日大の講師の鈴木氏。もうひとりは、横浜でまちづくり企画やプロモーションの会社をやっている小嶋氏。鈴木氏は、もともとは県の職員をされ、ファルマーバレー構想の立案など多くの事業に携わり、昨年までの2年間は財政危機に陥った富士宮市を立て直すために小室市長に頼まれ、助役をされてきました。鈴木氏の行財政改革の手腕とユニークな事業展開は有名で、一度お会いしたいと思っていました。懇親会の席でもお話しましたが、まさに地方行政の知恵袋のような方。小嶋氏も、横浜の中田市長との協同事業の経験や、中田市政の新しい手法などについてお話頂くなど、日頃吸収できない情報に触れさせて頂きました。おふりとも、再会を約束したのですが、特に小嶋氏は実家が中華街でも有名な「同發」というお店を営まれているとのこと、うーん、ますます行ってみたくなりました!