市長のH19年度施政方針で最も重視しているのが「人づくり、健康づくり」。
その双方に関連する施策として、「スポーツ振興」があげられます。
子ども達の心身の健全育成はもとより、就労世代の健康維持、そして、お年寄りの皆さんの健康寿命の確保など、「スポーツ」の果たす役割はこれから益々大きくなると考えています。そこで、本会議総括質疑の中で、市長への質問&要望をしましたのでレポートします!
Q1、平成19年度のスポーツ振興関連予算の考え方は?
・平成16年策定の沼津市スポーツ振興基本計画に掲げる4つの基本方針に基き、各種スポーツ大会や体力づくり教室の開催、スポーツ施設や校庭夜間照明施設の整備、総合型地域スポーツクラブの設立支援、スポーツリーダー育成研修会の開催などスポーツ振興推進計画の着実な推進を図るものとした。
Q2、スポーツを通じた健康づくり施策の展開と考え方は?
・従来からの市民体育館、温水屋内温水プールなどを活用した体力づくり教室、トレーニング教室、スポーツ教室開催に加え、平成16年度からは地区センターを活用して、地域の女性や高齢者を対象にした地域体力づくり教室を開催。幼児から高齢者まで幅広い年齢の方々が参加。また、希望者の増加に対応して毎年教室を増やしており、市民の健康づくりに大変役立っていると考える。
・平成19年度は、屋内温水プールにおける親子水泳教室や戸田地区における高齢者を対象とした地域ふれあい教室を新たにを開催して対象を拡大。今後も市民の健康づくりのため更なる施策展開に努めていく。
Q3、高齢者へのスポーツ振興策をどのように考えているのか?
・高齢者が気軽にできるスポーツとして、グラウンドゴルフやソフトバレーなど全国的に推奨されている、いわゆるニュースポーツの普及を進めるとともに、身近な場所でスポーツができるよう、総合型地域スポーツクラブ設立への支援や学校体育施設・スポーツ広場の整備など、高齢者のスポーツ振興に取り組んでいるところ。
市長に要望!~「市民体育館の早期整備を」
昨今、市民の皆様からご意見を頂くのは、スポーツの「場」の問題。
その核となる市民体育館については、施設の老朽化やスペース不足、耐震化未対応、更には駐車場不足などから、市民の方からクレームを頂くことが大変多い(窓口の対応悪さも‥)特に、本年5月頃から、現在使用中で50台程度のキャパシティがある第2駐車場が、北部保育所の建設により使用できなくなり、体育館併設の70台余りの駐車スペースしか確保されなくなる。現状、これに対する改善策がない点は問題であり、また、これに併せ、施設面での問題点も多いことから、市民体育館の新たなあり方を早急に検討すべき!と強く要望しました。
なお、現在、沼津駅周辺整備事業が進められていますが、鉄道跡地などの新たなスペースにスポーツ施設機能を盛り込んで、利便性の高い「場」の提供を進めてもらいたいと思います。