昨日、今日と東京に勉強に。毎年恒例のこの学会、今年のテーマは「地方自治の行方」~特に財政問題、人口減少社会、団塊世代問題。2日間に渡り様々な講師による講演を聞きましたが、興味深かったのがTVタックルなどでおなじみのハマコー先生の天敵:福岡政行氏。いつもながらの豊富な情報を基に冷静に客観的に判断された政治経済の見通しは、その語り口調も含めて説得力のあるものでした。トピックスとして記憶に残ったのは…人口減少社会、高齢化の急速な進展の中、中心市街地への重点的なまちづくりの方向は間違っていないが、箱モノありきでなく、ソフトが重要ということ。当たり前ではありますが、その例として挙げたのが米国のインディアナポリス。かつては落ち込んだこの街も、ペットの飼えるシルバーケアセンター(居住型)を創り、安心、安全は勿論のこと、高齢者が一番必要な「話し相手」のあり方を重点的にフォローして成功したそうです。更には、街をランブリング(そぞろ歩き)のテーマのもとに整備。
鉄道高架を含む沼津駅周辺整備事業も同じコンセプトを持っていますが、人の「心」を充足させられる街であることが重要です。インディアナポリス行ってみたい!福岡先生の授業受けたい!の講演会でした。