11/27 15:05 静岡新聞
浜松市の鈴木康友市長は27日の市議会本会議で、ユネスコの認定制度「創造都市ネットワーク」に音楽分野で加盟を目指す考えを明らかにした。
ユネスコが認定している「世界遺産」の“都市版”。文学、デザイン、食文化など7分野に、ベルリン(ドイツ)やリオン(フランス)など世界14都市が選ばれている。浜松は伝統的な楽器産業の集積や国際ピアノコンクールなど「音楽の都」としてのイベントの実績をアピールする。
鈴木市長は「浜松は音楽文化を都市の特長と位置付けている。市が培った文化を世界に発信するチャンス」と述べた。
ネットワークの音楽分野にはボローニャ(イタリア)、セビリア(スペイン)、グラスゴー(イギリス)が認定されている。国内では服飾などデザイン分野で名古屋市と神戸市が参加している。
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行政改革や新たなまちづくりに積極的に取り組んでいる政令指定都市・浜松市。この「世界遺産」都市版への名乗りも市政の積極性を表すものだと思います。一方で、沼津市はどうか。従来より周囲に誇れる文化、伝統を持っていますが…昨今では、カラーに乏しい街とも揶揄されています。進取の精神で新しいことに是非チャレンジを!