月1回ペースの東洋哲学勉強会は、呂氏春秋をネタ本に、参加者各自が世相などへの考えを披瀝し意見交換するパターンで行っているが、こんな自由闊達に語り合える機会は実際少なく、とても楽しまさせてもらっています。今日、衆議院が解散となりましたが、「秋の節」には「世濁れること甚し」の一節が。「今日の世は乱れに乱れている。民衆の苦しみはもはやこれ以上はない。天子は存在せず、賢者は任用されず、凡庸な君主は勝手が多く、民衆の心とかけ離れ、民衆は苦しみを訴え伝えるところもない。いまの世に賢君や志士がいて、よくよく今の状況を理解し暴虐をを除いたならば、その行動たるやまさに義挙である。天下の民衆は、苦しみにあえぐ者も将来を夢見て安堵しよう…」。まさに、今の日本の状況!?これからの40日間、じっくりと政党や立候補予定者の政策論争に耳を傾けてみましょう!