両親が住んでいた分譲団地の部屋は父が9年前に他界してからそのままにしてありましたが、経済的負担もあることから処分をすることに。この2~3ヶ月は家財の片づけに翻弄されました。なんといっても、自分たち親の世代は戦中&戦後の何もない時代を生き抜き、その後の経済成長で豊かな生活を享受したわけですが、耐乏精神が根付いていることから、どーしてもモノが捨てられず、なんでも取っておいたため、たかが3LDKの部屋でもかなりの家財がありました。母が新婚旅行に着ていった服、自分の赤ちゃんの頃の服やふとん、送付されてきたどうでもよい郵便類や多くの紙類!…枚挙にいとみませんが、一発で捨てることもできず、ひとつずつ丹念に確認して処分方法を決めていくので、ホント発狂しそうになりました!?さらに、ゴミの処分がまた大変!通常のステーションに出すのではご近所にひんしゅくを買うのではないかと、車一杯に載せて何度もクリーンセンターに通いました。クリーンセンターでの受け入れが不可なもの、自分で運ぶのが無理なものは安くない金額で産廃業者へ。子どもの頃使ったピアノなどは引き取り&処分に3.5万円!
このような経験は自分の生家である富士の家を一部片づた時以来2度目。2度もやれば、その大変さから、自分たちの生活はシンプルライフにしようと固く肝に銘じております!
しかし、昨今、沼津市ではお年寄りのみの世帯が急増していますが、これら世帯では家財などの処分に頭を悩ませているとの話を良く聞きます。行政も対応していないし…ボランティアお助け隊みたいなものが必要!!