「沼津市連合自治会常任委員会一同」による「回覧」が自治会会員宛に廻ってきました。自治会連合会は市民一万人当たり議員ひとり、すなわち20人程度にすべきとの提言を行ってきているのですが、このことについて市内全域対象3500世帯にアンケート調査を実施したことがその内容。設問は6問あり、いくつかを紹介しますと…「定数34名をどう思うか?」→多い:87%、普通9%、少ない1% 「何名くらいが適当か?」→15名以下:7%、16~20名:32%、21~25名:47%、26~30名:9% 「議員活動をどう思うか?」→評価できる:2%、ふつう:45%、評価できない:50% などなど。要するに、市民の感覚としても現状の定数は多く、また仕事内容をあまり評価していないというもの。このほか、フリーアンサー(自由意見)も取られたようで、多く書かれた内容が抜粋で20項目ほど書かれていましたが、問題だなと思ったのは、やはり議員活動の内容、結果などが伝わっていないし、その努力も足りない、更には市政の方向性や政策ビジョンを提示すべきなのにその資質に欠けているのでは、との指摘が多くあったということ。どこの地方自治体の議員も総じてたぶん同様の見方をされているものと思いますが、地方議員のこれまでのあり方を猛省すべき時期に来ています。しかし一方で、あまりに削減してしまうと、現実には資質等の問題以前に組織票を持っている候補者しか当選できない構造になってしまうのも事実。そのへんのバランスを良く考えた議会の結論を期待します。