最悪の景気状況で沼津市内商店街の空き店舗状況が気になったので、調査してみたら、中心市街地12商店街の総店舗数に対する空き店舗率はH20年3月:7.0%だったのが、H21年3月:12.1%、H21年11月:11.6%へ。今年に入り対前年5%も上昇。店舗数では全567店舗に対し68が空き店舗(H21.11)。空き店舗率が10%程度??と思うかもしれませんが、店舗面積での空き率で見たらきっともっと大きい数字になるでしょう。昨今、賃料の負担が大きい大型店の撤退が発生している仲見世商店街、上本通り商店街などはイメージ的に大幅にシャッター化が進んだ印象があります。シャッター化の連鎖に陥る前に対策が必要ですが、神奈川県などでは「空き店舗解消対策マニュアル」を策定。現状分析に加えて、有効な対策方法などがまとめられています。大事なのは、商店街の自主的なマネージメント能力。これがないと、新規参入は進まず、地権者は地権者意識に凝り固まり、商業ニーズと乖離した状況が続いてしまうそうです。是非ご一考を!