B級グルメブームの火付け役であるB1グランプリへの沼津からの初エントリーという夢を胸に抱く才能豊かな若きフードプロデューサー&シェフのM君と、B1グランプリ出場の大前提となるIBリーグ(参加希望団体はこの審査を通過し認定を受けることが必須)の会長であり、富士宮やきそば学会会長の渡辺氏を訪問、そのプロセスについての御指南を頂戴してきました。結論から言って、そのハードルはとても高い!さすが、2日間で20万人を超える集客を誇り、上位入賞の団体、地域には何十億円もの経済効果を生み出すだけのことはあります。現状でも、ひっきりなしにIBリーグ加盟への希望が全国各地から寄せられており、その分審査基準もレベルアップ。渡辺会長ご自身も連日、リーグトップとしての公務や本番に向けた準備、さらには全国各地での講演活動などで分単位のスケジュールをこなしているとのことでした(ちなみに本業は別にあり)。
実際の加盟に向けては、まちづくりの観点からの組織体制となっていることや、実際の活動をその地域の特産B級グルメで行ってきている実績が必要などなど。どんなに魅力的でオリジナリティのあるモノがあっても(出来ても)認められず、一朝一夕で可能なものではありません。
一方で、さすがにここまでB級グルメ文化を育て、富士宮やきそばを全国区に押し上げてきた渡辺氏だけに、別のアプローチでの商品化(ブーム化)やまちづくりへのリンクの仕方など、たくさんのアイデアを頂きました。その発想力、プロモーション力には脱帽(+おやじギャグのセンスも最高!)。心機一転、再挑戦を目指して仕切直しです!