先週金曜日に沼津青年会議所の主催による「熱血!原田塾」と題した講演会がサンウェル沼津4階ホールで開催されました。講師の原田隆史氏は、1960年大阪生まれ、大学卒業後大阪市内の公立中学に勤務、保健体育や生活指導を担当し、陸上競技部の指導に注力されてきましたが、その間に問題のある学校を次々と建て直し、独自の育成方法で勤務3校目の荒れた学校の無名の陸上競技部を7年間で13回の日本一に導きました。現在は教員退職後、「原田メソッド」をテーマにした原田教育研究所を設立し、以降、多くの企業から研修・講演依頼が殺到し、250社、5万人のビジネスマンを指導してきたそうです。
講演会では、大阪弁での明るく軽快、ユーモアに溢れたトークで会場を和ませまがら、教員時代3校目の荒れた学校での建て直しストーリーをご紹介頂きました。何故、彼がそこまで出来たのか?ですが、原田メソッドとして、目標・目的設定を明確にさせ、プロセス管理をきちんとするなどの手法やそれを補完する独自のツールなどもあったわけですが、やはり何よりも優れていたのが、生徒に向き合う姿勢の真剣さと、情の深さ、人として立派な人生を送れるように道筋をつけてあげようという120%の情熱が常にあったことだと思います。原田氏は、本人は習慣のひとつだから苦でもなかったと言われていましたが、1年間休み無し、朝6時半~夜10時まで学校勤務を続けられたというのは並大抵のことではありません。講演を拝聴して、こんな素晴らしい教育者(教師)見たことない!と感じたのは私だけでなく、来場者全員だったと思います。沼津市の教育関係者の方も多くいらしていたようですが、是非原田先生に負けない情熱で頑張って下さい!