富士市が地域の廃食用油回収事業を進めるのに小学校を拠点化するとのこと。リユース、リサイクル、リデュースの3R推進に向けて、素晴らしい取り組みだと思います。沼津市でも以前より廃食油のリサイクルは、特定地域や学校給食分で実施をして、市のゴミ回収車のディーゼル用燃料として使用していますが、更にこれを進めるためには富士市のような地域密着型で管理のしやすい回収方法の確立が求められます。何よりも、子どもたちの環境教育にも大きな効力がありますね。是非沼津市でも実現を!
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富士市、地域の廃食用油回収事業 小学校を拠点化
2010/06/03
小学校を廃食用油の回収拠点にし、環境に優しいまちづくりを進めようと、富士市は2日、市立富士南小で児童や地域住民から廃食用油を集める事業を始めた。小学校を回収拠点にするのは県内初。収益金は同小PTAに還元される仕組みで、回収を促す。
児童の登校時間に合わせ、市職員や、市の委託を受けて廃食用油をバイオディーゼル燃料に変える富国紙業(同市原田)の社員らが校門に立ち、「油の回収を行っています」と呼び掛けた。児童や地域住民はペットボトルに入れた廃食用油を次々に持ち寄り、40リットルが集まった。同校では毎週水曜の朝を回収日として活動する。来年度以降は他校での回収も検討していくという。
市は2008年12月から市内のスーパーやガソリンスタンドなど10カ所で廃食用油の回収を始め昨年の回収量は約8トン。回収増を目指して小学校の拠点化を企画した。