沼津市議会の議員定数削減問題は結局定数2減の32人で条例可決したとのこと。志政会、市民クラブ、公明党、無所属の4会派15人は28案に賛成したが、結局定数減にさえもともと反対していた未来の風、共産党などの保身勢力に負けた結果の妥協案。2減では大したインパクト、効果なし!浜松市は1万6千人にひとりの議員で頑張っており、更に現在の54名から4~8人削減で議会が検討しているというのに、沼津市は6千人にひとりの議員数。政令市浜松の市議会定数の現状に対して市民から不足であるとのクレームが出ているか?少なくとも浜松市議現職からは、そのようなことは一切ないと聞いています。行政改革の断行が求められる沼津市ですが、あまりに鈍感な結果に失望しますね。名古屋の河村市長などは市議定数半減を目指し、首長自ら孤軍奮闘中ですよ!!
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議員定数32人に削減 沼津市議会が条例改正案可決
06/26 07:45(静岡新聞)
沼津市議会は25日の最終本会議で、議員定数を34から32に削減する市条例改正案を賛成多数で可決した。週明けにも公布され、次回の市議選から適用する。28に削減する同改正案は賛成少数で否決した。
いずれも議員発議で追加提出され、8会派中、新政会、エリア・自民、未来の風、共産党の4会派18人の支持で成立した。志政会、市民クラブ、公明党、無所属の4会派15人は28案に賛成したが及ばなかった。
議員定数をめぐっては、市自治会連合会が政令市並み(人口1万人当たり議員1人)の21に削減するよう直接請求を行い2月定例会で議案化されたが全会一致で否決され、議員発議による28の削減案も賛成少数で否決した経緯がある。
同連合会は21案の否決を受け、議会の解散請求(リコール)を検討してきた。同連合会の高木孝会長は「リコールに踏み切るかは7月に入ってから正式に機関決定する」と話している。