いよいよ原付バイクも電動化に向かうようだ。三菱のアイミーブのようなEV(四輪電気自動車)に興味はあるが、自分はマンション住まいなので、家庭用電源で夜中に充電することはコンセントもなく不可能なことから諦めていたが、原付サイズのバイクならばマンション内の自宅玄関でも出来そう!
また、このミニバイクくらいになると、四輪車と異なり部品点数も激減、構造もシンプルなことから、キット化すれば簡単に自宅で組み立てられそうですね。今流行のインターネット通販での組み立て家具のように。もしくは、従来二輪車製造の経験のない企業も新たな参入が非常にしやすいと思います。そのうち、ニトリあたりがやり出すかも!?
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電動バイクに熱い期待 ヤマハ発とホンダ参入
07/15 08:22 (静岡新聞)
モーターで動く電動バイクについて、ヤマハ発動機が9月からの発売を表明した。ホンダも12月に法人向けのリース販売に乗り出す方針。排ガスゼロの高い環境性能が大きな特徴だが、フル充電の走行距離など普及に向けた課題も残している。低迷を続ける国内二輪市場で、“エコバイク”が起爆剤になるか注目が集まる。
ヤマハ発動機が市場投入する電動バイク「EC―03」は25万2千円で販売する。9月から首都圏8都県で先行発売し、10月から全国一斉で売り出す。プラグイン充電方式でフル充電には約6時間を要する。同じサイズの原付バイク(10万~20万円)よりわずかに高い。消費者の手に届きやすい価格に設定することで、普及を図りたい考え。
12月にはホンダが電動バイク「EV―neo」を企業や個人事業主にリース販売を始める。東芝製のリチウムイオンを搭載し、普通充電器で約4時間でフル充電でき、急速充電器ならば20分で約80%の充電が可能だという。
最大の課題は一充電当たりの走行距離と言えそうだ。
両社製のフル充電での走行距離は約30~40キロ。坂道など条件次第でさらに短くなる。同じクラスの原付バイクが満タンで120~150キロ走行可能であり、常に電池切れの不安がつきまとう。ヤマハ発動機の小林正典執行役員も「原付バイクの利用者は一日当たり5~15キロの距離利用が多数。(電動バイクは)近距離移動のニーズを満たすことはできる」と話す。