阿久根市の竹原市長はいよいよ副市長の任命も専決処分で決定してしまったとのこと。NHKの全国ニュースでも報道され、いったいどこまで行ってしまうのか??という状況に。これまでも地方自治法の想定外の専決処分などを行ってきましたが、県知事などからの是正勧告を受け入れる様子もありません。市民の生の声を聞いてみたくなってきました!
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阿久根市長、専決で副市長…裏金告発の元警官
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は25日、空席だった副市長に愛媛県警の裏金作りを内部告発した元同県警巡査部長の仙波敏郎氏(61)を充てることを専決処分した。
竹原市長は今年4月以降、議会を招集せずに職員らのボーナス半減や市議の日当制導入などを相次いで専決処分し、議会との対立が続いている。
地方自治法は副市長の選任には議会の同意が必要と定めており、専決処分による幹部人事は新たな火種となりそうだ。
仙波氏は2005年、愛媛県警の裏金作りを実名で内部告発。09年に退職し、現在は各地で講演活動などを行っている。
専決処分での選任について、仙波氏は「違法とは断定できない」と説明。一方で、市長が、市職員の懲戒免職処分取り消しを命じた判決に従っていないことには「判決には従うべき。市長とは是々非々の関係でいく」と述べた。
竹原市長は初当選後の08年9月、退職した副市長の後任に民間人を充てる選任案を提案したが、議会は「民間出身の市長の補佐は行政経験者が適任」と同意せず、空席が続いていた。