先日お伺いしたお宅で雑談していたら、近代史の話になり、ご主人が見せてくれたのが「昭和5年日本地図」。地図の赤い部分が日本を示すが、現状とは異なり、朝鮮半島、北方4島、樺太、そして台湾までが赤!朝鮮半島の上には満州国が存在している。昭和5年時点で学校教育に使われたものであるが、すごくキレイな保存状態であり、大変貴重なものを見せて頂き感動しました。
この地図には大きな価値があり、これ1枚で、日本の近代史や国際政治、植民地政策など多くのことが語られることが出来ます。子どもたちへの教育に是非活用して頂きたい!

続いて出てきたのが、ほぼ同時期くらいの日本の旧鉄道省が出した路線図!注目は、朝鮮半島から満州、現中国に至り、また台湾にも延伸した路線の長さで、この日本が興した路線が今現在でも大きな役割を負っています。日本の近代史における自虐的歴史観という言葉を最近よく聞くような気がしますが、日本が東アジアにおいて果たしてきた功績についても、しっかりと認識することが大切です。