人口80万を越えるの政令指定都市・浜松市の議員定数は当初懸案の最大値である8減の46人とする見通しとのこと。人口21万人を割り込んでいる沼津市は34名の定員をわずか2減の32名で議決。定員減不要または2減で良しとする議員が過半数となった今の市議会は、世の流れ、経済環境、市民の気持ち・感覚をまったく理解していないKY状態です!
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07月27日Asahi.comより;
浜松市議会の議会運営委員会は26日、現在54の議員定数を8削減し46にすることを賛成多数で決めた。議員提案の議案として9月定例会に提出する。可決される見通しで春の統一地方選から適用される見込みだ。
削減案は市内7区のうち中区のみ2減、他の6区は1減とする内容。各区の人口案分を基本に、広域な面積を持つ天竜区は2減となるところを1減にした。これにより各区の新しい定数は中区14人、東区7人、西・南区各6人、北・浜北区各5人、天竜区3人となる。
市議会は今年1月から、非公開の議会改革検討会議で議論を重ねてきた。この日は自由民主党浜松、創造浜松、改革はままつ、市民クラブが46人案を、公明党が50人案を提案。日本共産党浜松市議団は削減自体に反対した。
第2次市行財政改革審議会は昨夏、意見書の中で議員定数削減について触れ、少数精鋭を求めていた。