昨日突然三菱自工勤務の際のBeautiful womanより電話があり、EV(Electric Vehicle)を担当している元後輩のExpert EngineerであるI氏が沼津近郊に出張で来るのでお会いしたいとの連絡を頂きました。
ということで、本日、お昼過ぎに駅北のBivi内で久々に再会。何故沼津かと聞けば、長泉町がEVの導入を検討しており、三菱自慢のI-Miev(アイミーブ)の商品説明に明電舎の人と訪問してきたとのこと。ちなみに、明電舎は沼津工場でこのクルマの心臓部であるモーターを生産しています。
ついでに、EVの普及状況やEVの取り巻く環境などについて、資料付きでレクチャーを頂きました。先進事例として、EVタクシーの推進都市や、観光行政とのタイアップにより長崎県の五島列島に100台ものi-MIEVが導入されているなど、大変興味深い情報を頂きました。
ちなみに、気になる点をいくつか質問してみると…
1.価格が高いとのイメージがあるが、お客様負担価格は?
Answer)
①i-MiEV車両本体価格:398万円
②国からの補助金:114万円
よってお客様の負担額=①-②=284万円となります。
③更に神奈川県の場合は購入補助金が57万円(国の半分)あり、
お客様の負担額=①-②-③=227万円とする事が可能です。
2.計画販売台数はどの位?
Answer)
09年度:国内1400台、海外200台
10年度:国内4000台、海外(欧州)5000台を計画しております。
11年度:北米を含め全世界で18000台を計画中です。
*ちなみに、北米向けは今の軽規格のi-MiEVを拡幅するらしい。これは絶対カッコいいのでは!?
3.EVの電気代(=燃料代)はどの位??
Answer)
お客様の電気代の契約にもよりますが、
昼間は、約3円/kmですが
夜間電力を使うと、約1円/kmとなります。
これからの将来、国の産業・環境政策両面からEVは大きな柱になっていくことは間違いないと思いますが、大事なのは昨年訪問したドイツ、フランスのように国家政策的に本気で国が取り組む姿勢&施策をもつこと。
急速充電のためのステーション設置など、欧州のようにどんどん進めるべきです。まさに、エネルギー問題も視野に入れた持続的な発展のために。頑張れ三菱、頑張れ日本!!