昨日の大震災行方不明者の集中捜索中に、首輪をした犬1頭が海上の漂流物にいるのを発見され、救助されたと今朝の静岡新聞が報道。なんだか、ホッとする記事です。
災害から3週間が経過し、避難生活も長期化してきています。家族同様のコンパニオンアニマルである犬や猫たちは、ほとんど避難所では飼養することができず、このために、クルマの中で生活を送る人も多いとか。災害発生時のペットたちの飼養場所の確保は以前から必要性が指摘されていますが、沼津市含め対応は出来ていません。
一方、これから先は、避難者の健康管理上、メンタルケアも大切。リハビリのサポートではありませんが、犬たちとの触れ合いによるメンタルケアなど、自分がサポートしているセラピードッグたちの活躍も新たな取り組みとして必要になるでしょう。
大木トオル代表の国際セラピードッグ協会でも、すでに活動を開始。東京、千葉で避難犬の受入サポートを行っています。(以下、国際セラピードッグ協会HPより)
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2011.3.27 東京都の被災者受け入れ施設へ、大木代表が被災者及び避難犬の受け入れ状況を確認に行きました。東京都では屋内専用スペースにクレートやケージを設置して、避難してきたペットたちを受け入れています。担当者が常駐し、今のところ物資(フードやトイレシーツなど)も十分に揃っていることを確認しました。
2011.3.23以降 松戸市内10箇所、東京3箇所の被災者受け入れ施設に関して、行政と詳細の打合せに入りました。 また、同時に、被災者と共に避難した犬たちの現状を確認し、必要に応じて、フードの提供、対応・待遇の改善、医療などのケアを行うことになりました。
2011.3.12 被災地の仮設住宅をセラピードッグと共に訪れ、被災者の心身のケアを行うため、準備(行政への働きかけ)を開始しました。