最近の話題の中心は、地域にもよりますが、東海大地震が発生した場合、沼津は津波に対し大丈夫なのか?が圧倒的です。
東海大地震はマグニチュード8と想定。当然津波は発生しますが、海岸堤防については、原~沼津港までが9m、沼津港~獅子浜までが6mとなっており、沼津港の「びゅうお」も含め、これで市街地は対応可能としています。(獅子浜~三浦地区は対応異なり、高所への避難路整備が優先)
また、海、川の陸こう(門扉)は、海が23箇所、狩野川が8箇所あり、これらを地震時すぐに閉める必要がありますが、狩野川についてはすでに地震感知による自動開閉化が出来ています。
狩野川の堤防高は5.5m、津波による隆起は4.8mの想定で、4~5km遡上することとなります(黒瀬橋付近まで)。
以上が想定内容ですが、今回の津波でも想定外のレベルが発生しているわけで、当然安心できるものではありません。
今後、想定内容や対応計画の抜本的な見直しを促していきます。