今後の市政運営の中で、行財政改革は不断の推進が必要だと思いますが、沼津市においても従来よりいわゆる「行政改革」を行ってきています。
たまたま5カ年に渡った「沼津市行政改革プラン」が平成22年度で終了したことから、その実績を調べてみると…
①削減効果:実績=35.6億円(5年計、目標は32.1億円)
②削減人員:実績=123人(5年計、目標は100人)
③改革を実施した主な取組
・あしたか学園への指定管理者制度の導入
・PFI手法の活用(自由ヶ丘団地、北消防署)
・給与構造改革の推進
・事業仕分けの実施
・学校給食調理業務・学校事務員の臨時職員化
ということで、一定の成果が上がった結果となっています。ちなみに、昨年実施の「事業仕分け」による削減額は1億1480万円。
今年度からは新たな5年間の第2次行政改革プランがスタートしています。
これまでの上記のような改革の継続は当然として、一般会計からの繰入れ(補填)が無ければ成立しない企業会計の病院事業、水道事業、下水道事業などは根本的な改革が必要です。