沼津市民文化センターの各種事業や管理を請け負っている沼津市振興公社の評議員会が開かれました。
振興公社には理事会と評議員会があり、理事会は議決機能、評議員会は運営等についての意見諮問がその役割。自分は議員より4名選出の委員の1人として出席。
今回の主な議題は事業費の補正予算の報告でしたが、その後、2011年の自主文化事業についての報告などもあり、質疑・応答の時間も設けられました。
自主事業は、市民全体の文化振興の観点から、様々な公演等が計画されています。子ども向け、高齢者向け、各種音楽系、演芸系のものなどなど…
今年度のメインは、8月20日(土)予定の平原綾香コンサート(6500円、全席指定)や、来年2月予定の6代目三遊亭円楽独演会でしょうか。
これら自主文化事業は大ホール、小ホール合わせて年間12公演、1月にだいたい1公演となっています。
このほかにも共催事業が5つありますが、自主事業などは市の補助金(税金)も支出されており、文化事業であるため、費用対効果ばかりを追求できない面もありますが、その採算性は大変気になるところ。
その点では、市民に魅力ある事業の開催が大前提ですが、振興公社の皆さんは市の元職員の方が多く、専門性にはやや疑問がやや残りました。
また、運営面では、公演終了時に香貫駐車場からクルマを出すのに、40分から1時間もかかってしまうことを指摘。この不便さから、2度と沼津の文化センターには来たくないとの厳しいご指摘も沢山頂いてます。
現状、具体的な改善策はないとの回答でしたが、出口の隣の入庫用口もその際には解放し、2台出しが出来るように検討して欲しい旨、申し入れをしておきました。是非とも、改善実現をお願いします!