広域合併の機運が全くなくなった東部地域。MICE振興、地域経済振興を狙い、東部若手議員ネットワークを構築!
県東部地域において、観光は地域経済の大きな柱のひとつですが、近年は宿泊者数の大幅な減少傾向が続いているのが現状です。特に、3月11日の東北大震災発生以降、存亡の危機に陥っている旅館等も少なくありません。
このような環境下、国は、観光を我が国の成長戦略の重要な分野であり、少子高齢化時代の地域活性化の切り札と位置づけ、観光立国実現のための施策推進を行っています。
その中のひとつに、MICE(Meeting, Incentive, Convention, Event/Exhibition)があり、これらの開催は大きな経済効果を生みだし、地域活性化に貢献することから、MICE全般を積極的に誘致、開催するための体制を強化しています。
県においても、平成23年3月に「ふじのくに観光アクションプラン」を策定。MICEを強力に推進していくものとし、県東部地域においては、その拠点整備事業として、沼津駅北口に東部コンベンションセンターが平成26年にオープンとなります。
(展示・イベントスペースの新キラメッセは平成25年完成)
この機会を捉え、MICE誘致のための東部コンベンションビューロー、運営のためのNPO法人コンベンション静岡に加え、本年2月「静岡ビジターズネットワーク協力会」が発足しました。
この協力会は、東部地域の20社以上の旅行・交通・宿泊等の民間業者で組織。
3年後のコンベンションホールの完成を見据え、その誘致の受け皿として、十分な競争力を持ち、お出で頂いた皆様に満足感を与え、リピーターの獲得を目指して、勉強会の開催など研鑚をスタート。
そこで、この動きに呼応し、MICE推進を東部地域全体の課題として位置づけ、各自治体においても同じベクトルで協力、推進していくことが肝要なことから、東部地域の各自治体の議員有志によるネットワークを構築し、サポートしていきたいと考えました。
今後は、MICEをテーマにした勉強会を進め、研鑚を計るとともに、県東部地域に於ける各自治体の観光資源の掘り起こしなども行い、メンバー相互に連携しての県や各自治体への政策提言活動なども進めて参ります。
来る9月7日(水)にぬまづ産業振興プラザにて発足会と、県の加藤観光局長にご講演を頂きます。沼津/三島/熱海/裾野/伊豆の国市、函南/長泉/清水町などの若手議員有志約20名が集い、広域連携を進めます。
今後の活動に是非ご期待下さい!