今月の定例議会では平成22年度の決算認定が行われ、一般会計に加え公営企業会計など多岐に渡りますが、その中でも市立病院の病院事業会計は大変気になるところ。
従来より経営状況が良くなく、累積債務が積み上がる一方。
平成22年度の延べ患者数は、入院が約8200人減少し11万3700人、外来が約2200人減少し約17万9千人、病床利用率は4.5%下回り62.3%。
これによる純損失(赤字)は5億3600万円!他会計の補助金が3億円入っていても、です。累積欠損金は、43億8千万円まで膨らんでいます。
これまでも、改革プランと称して改善策を進めてきているものの、何ら状況に変わりなく、今後の見通しも示されていません。人口減少が進展する中で、東部地域全体での病院の統廃合など、抜本的な対策を講じる必要があります!