先般の台風15号は各所に被害をもたらしましたが、沼津市の千本海岸でも防潮堤をオーバーフローするほどの大波が押し寄せていました。
現場の状況は、従前より砂、石が防潮堤に掛けて堆積し、海面から何mもせり上がった状態に。
津波の話となりますが、これまで、原~沼津港にかけては防潮堤高が9m~16mあるので、第三次被害想定での津波高4~5mは充分対応可能として説明してきましたが、現場の状況では砂等の堆積により、実質2~3mしかないエリアもあります。これでは、波ならまだしも、津波の場合には確実に東北地方同様に防潮堤を乗り越えて甚大な被害をもたらすでしょう。
早急な対策が必要ですが、市役所としては国の管轄になるので、国にお願いしております、とのこと。議員をしていると、県や国の2重、3重行政の弊害がとても気になることが多いのですが、民主党政権の掲げる地方分権をどんどん決定、推進して頂きたいとつくづく思います!

