昨晩、東京の文京区役所に併設されている文京シビックホールにて、現在の日本創新党党首であり、元衆議院議員、前杉並区長である山田宏氏の講演会を拝聴して参りました。
テーマは、「教育再生で日本を立て直す!」
日本の戦後最大の危機である現在、教育再生を行うことが喫緊の課題。日本の学力低下が叫ばれて久しい…
ご自身の首長時代の経験談も交え、教育論を展開されましたが、特に強調されたのが、道徳教育の見直しと、自虐史観ではない適正な近代日本史教育により、立派な国に生まれ、育ったのだと言える自尊心ある子どもを育てること。義務教育期間は、人間を立派にすることに注力すべきとのこと。
先人の皆様が苦労をされ日本を創ってきた過去への感謝を持ち、これにより未来への責任感が生じ、今をしっかり生きる…そんな子どもたちでなければならないわけです。
講演の中で、大阪にある塚本幼稚園の話がありました。そこでは、「21世紀の立派な人づくり」をコンセプトに歴史と伝統を要に幼児教育を行っており、論語や教育勅語の素読までも実践しているそうです!是非一度見てみたいと思いますが、沼津でもこんな幼児教育を実現したいと思います。
また、首長の際のエピソードとして、夏場の暑さしのぎに、PTAから強くエアコンの設置希望があったそうですが、子どもに安易に楽をさせることは頑なに断ってきたとのこと。
猛暑となる8月は学校休みであり、35度以上になる日が何日あるか?むしろ35度以上になったら休校にして冬に授業増を計れば良い…
一方で、気温を下げるために子どもたちに工夫をさせ、壁面緑化等へは予算をつけて、考える教育にこだわったなんて話も飛び出しました。
いずれにしても、これjからの日本は福祉や国防などお金がたくさん必要だが、一般論として経済を豊かにするには1、土地有効活用、2、人口増加、3、資本増加、4、イノベーションの4つだが、今の日本は4、のイノベーションしかなく、それは「人」であり「教育」である!には賛同。沼津も同じ状況にあります。
久々に志士政治家の先輩に巡り会うことが出来ました!