地震津波対策特別委員会において、当局より、新たな津波ハザードマップが示され、対象地域については12月15日の広報ぬまづに同時配布するとの報告がありました。
これまで沼津市を襲った最大規模と言われる江戸時代の安政大地震(M8.3と想定)の浸水域まで区域を拡大し、津波避難訓練対象区域として、自治会単位で設定拡大されています。
また、津波避難ビルについても、これまで400箇所以上が自治会などにより指定されていましたが、今回全面的に見直し、S56年の新建築基準に則った耐震性のある鉄筋コンクリート3階建て以上の建物を再指定、結果的に200箇所を認定し、マップ上に記載してあります。
今後とも250箇所は確保できるように調査継続とのこと。
この避難ビルの出入りについては、外階段の有無も記載がありますが、外階段のない建物については、発災時にどのように中に入り、高所避難が出来るかの手段につき、課題が残っています。
いずれにしても、平成24年度末と言われる国、県による第4次被害想定策定結果が出るまでは、暫定的ですが、今回のマップをベースに、避難訓練等習熟しておく必要があります!