東海地震の30年確率がこれまでに対し1%上がって88%に上昇したとの報道がありました。20年以上前から、東海大地震は切迫しており、いつ来てもおかしくないと散々喧伝されてきましたので、都合50年の間と思えば前回の安政大地震から150年以上経過しており、確かに可能性は大と思わなければいけませんね。
しかしながら、それに合わせて、どの程度の地震がどのように発生するのかの正確な情報を早く公開していただきたい。特に津波については、テレビ朝日の根拠のない推計による沼津市内の被害について、沼津駅まで津波が押し寄せるCG映像を流したことから、多くの市民の皆さんが不安に感じています。
国、県の第4次被害想定が出るのは今年度中とのことですが…!
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東海地震の30年確率88%に上昇 南海は10年20%程度に 政府の調査委員会
産経新聞 1月11日(水)19時38分配信
政府の地震調査委員会は11日、国内の主な地震の発生確率を更新し、1日現在の数値を公表した。1年前と比べて東海地震は30年以内の発生確率が1ポイント増の88%に、南海地震は10年以内の発生確率が従来の「10~20%」から20%程度に、それぞれ上昇した。
東南海地震の30年以内の確率は70%程度で従来と同じ。南海地震も30年以内は60%程度で変わらない。千島海溝沿いの地震の30年以内の確率は、十勝沖が「0・3~2%」から「0・5~3%」、根室沖が「40~50%」から50%程度、択捉島沖が60%程度から「60~70%」に上がった。
阿部勝征委員長は会見で「確率が高くてもすぐ起こらない場合もあるし、低くてもすぐ起こることも多々ある。一喜一憂せず、防災について考えることが大事だ」と話した。