2日(金)に東伊豆町において、熱海市長、伊豆市長、下田市長をご招聘し、「伊豆の観光の現況とMICE振興策」と題しての、東部議員ネットワークとのシンポジウム&意見交換会を開催しました。
と、その前に、せっかく東伊豆まで行くので、地元の須佐議員にお願いして視察も実施。最初に、ジオパークとしての注目を浴びている稲取細野高原へ。
一面がススキに覆われる時期は過ぎてしまいましたが、一面に高原地帯が拡がり、丘陵などのうねりが微妙に重なり合う景観は他にない雄大なもの。まさに自然の作り出した芸術作品のようでした。

熱海の斎藤市長は積極的にここから参加!たぶん、この細野高原を知らない人が多いと思いますが、是非一度行ってみてください!

次に、東伊豆町が町営で3基設置している風力発電所へ。総事業費は約5.2億円、町の一般財源からは約500万円であとは補助金と借入金2.7億円。年間発電量は1100世帯分400万KWh、年間売電金額は4700万円…

事業運営上は問題ないのですが、この東伊豆には民間企業が設置した風力発電所もあり、こちらは低周波騒音問題などが発生しているとのこと。
そして、夜は3市長を迎えてのシンポジウム。伊豆の現状打破を危機感を持って取り組まれている状況には感銘しましたが、異口同音におっしゃられたのは「伊豆はひとつ」ということ。
人口減少、交流人口減少、厳しい財政状況などから、数多くの伊豆半島の自治体が一致団結して課題に取り組み、観光施策に取り組むべきであるとの認識を示されました。
その観点から、MICE振興は大変良いチャンスであり、積極的に連携を図りたいとのこと。
今回のシンポジウムをキッカケに、東部地域が一丸となって将来に向かっていくムーブメントをメンバー諸氏と歩調を合わせ、しかけていきたいと思います!

