沼津アルプスの登山道整備&メンテナンスを市民の有志約10団体が毎年行ってくれています。
沼津の隠れた財産とも言うべき沼津アルプスですが、その魅力でもある起伏に富んだ、更に変化に富んだ独特のコースは、登るための誘導・サポートロープや、防御柵などは必須です。
自分もこれまで3回ほど登っていますが、毎回これらのツールに助けられていることを実感しています。
それらの整備を行ってくれている団体に対しては、整備材料を市が提供するのですが、今年、1団体からの申請が従来より数量が多く予算オーバーとなることから、その削減をボランティア団体に市が通告したとの情報が入りました。
調べてみると、数万円単位の話であり、そんなことでボランティアのモチベーションを下げてしまうこと、また、必要だから申請している箇所を一部欠落整備させることはおかしいことから、市役所当局にて知恵を絞ってもらい、コスト削減努力をしてもらって要望通り支給可能となりました。
行政としては、何が大切か、何がゴール、目的かを念頭に、柔軟性のある対応を常に意識してもらいたい1事例でした!