昨日の野田首相と自民党安倍総裁との党首討論は、なかなか見応えありあましたね。たまたま、ライブで見ていたら、野田首相がこれまで封印していた衆議院解散に言及。
それも、定数削減協議に目途がつけば「今週16日に解散する」と明言。かなりビックリしましたが、やはりこの人は覚悟のある人だなあとも感じました。
たぶん、これまでも「決められない政治」と揶揄され、「近いうち」はウソの代名詞のようになりつつある中で、様々な難題山積のもと、拙速には決意表明できなかったのでしょう。
いずれにしても、民主党政権になってからの3年間の信を問う選挙が行われます。
あれだけ美辞麗句を並べたマニュフェストを掲げ、大きな期待のもとに政権交代を果たしたものの、何一つまともな政策、国の将来に資する政策が完遂できなかった失望から、民主党に対する国民の心は離れており、また、鳩山、菅首相の政治に対する「信」を失墜させた責任は後世に残る汚点だと思います。
しかしながら一方で、新たな国の礎となる国政再編に向けては、時期尚早の感が強いのも事実。第三局の結集を石原前都知事が叫んでいますが、維新の会、みんなの党の結集に向けての動向は未知数です。
本来であれば、石原氏が提言しているような、この国の歴史、価値観を尊重し、国を守り、主権を維持していく新生保守勢力の結集が絶対に必要ですが…
これからのほぼ1か月、せわしない日々となりますが、大きな転換点となるべき今回の衆議院選挙、しっかりとインボルブ(参画)していこうと思います!