以前より、先進都市である富士宮市のように、レアメタルなどの希少金属を含んでおり、売却可能な小型家電のリサイクルを推進すべきと訴えてきましたが、新年度より、ようやく沼津市でも実施の運びとなります。
これは、4月から施行される小型家電リサイクル法が、廃棄されている小型家電に含まれる有用金属の国内での再資源化と適正な処理の確保を図ることを目的としていることによるもの。
具体的には、デジタルカメラやゲーム機など有用金属が多く含まれる品質の高い小型家電の収集を行うために、市内の公共施設など数か所に、回収ボックスを設置。
ごみの集積場所に排出される小型家電は、新たな分別区分は設けず、埋め立てごみの日などに、市が選別し、収集します。さらに、フリーマーケットフェスティバルなどのイベントにおいて、回収ボックスの展示と小型家電を実際に回収するなどの啓発に取り組むとのこと。
ポイントは、これによる売り払い収入で、売り払いの単価は、他市の売り払い単価を勘案し5円と考え、回収量につきましては、国が定める目標回収量を基準に、年間200トン、年間概ね100万円程度の売り払い収入を見込んでいます。財政難の中での貴重な財源となりますが、もっと早くやれば良かったのに…と思います!