昨日、沼津市長宛にNPOしずおかセラピードッグサポートクラブより、犬の迷子防止ホルダーを200頭分寄贈致しました。浜松市、静岡市の政令指定都市を除き、県下で保健所に保護される迷子犬は年間1600頭にも上りますが、このうち、飼い主に戻されるのは約半数であり、残りの半数は成犬譲渡に250頭が出されているものの、飼い主が殺処分に持ち込む犬を加えて、年間700頭がガス室で苦しみながら殺処分されています。
少しでも殺処分を減らすためには、警察や保健所での抑留期間3~7日間で飼い主を探すことが第一歩ですが、行政が配布している犬の鑑札は金属製で首輪につけても外れてなくなってしまったり、犬が気になるなどにより装着率は極めて低いことから、迷子犬になった際には飼い主の特定が難しいのが現状です。
このことから、迷子防止用の簡単に首輪装着できる2ホルダーを、市役所に新規登録に来る年間200頭分の200個を市に寄贈させて頂きました。今後、市役所窓口にて配布がスタートします。
ちなみに、近隣の三島市では2000個を行政が購入し、市内獣医師会とも連携して、飼い犬すべてに装着するように今年度より取り組んでおります。是非、沼津市でも行政主導での取り組みをお願いします!
