先日、東京都多摩川の清掃プラントの視察に行ってきました。沼津市は今年度中に新衛生プラントの事業計画を取りまとめることとなっていますが、これに併せて、プラント自体をどのような性能、機能にしていくかが重要であり、費用対効果をしっかりと見極める必要があります。
今回視察に伺った多摩川では、ユニークな回転式のストーカ炉となっており、従来型の沼津市も採用してきたストーカ炉に比べて、メンテナンスが簡便でコストも低く、費用対効果が大きいとのこと。
無理を言って、炉が点検停止中である貴重な機会をとらえ、内部まで入れて頂きました!
下の写真が直径3mほどの回転式ストーカ部分で、ここにゴミが送り込まれ、超ゆっくりの回転により撹拌されながら燃焼していきます。この炉ひとつで1日150t処理可能!

もう一つの炉は燃焼中で、この耐火ガラスの向こうは900℃!

太陽光発電などを採用し、ガスタービン発電も併せて工場内電力を賄い、余剰分は売電。

処理能力サイズ的には沼津市と同レベル施設であり、今後の検討に大変参考になる視察でした!
また、途中、川崎駅西口の7万㎡もある旧東芝工場跡地に再開発された複合商業施設ラゾーナ川崎プラザにも立ち寄り。川崎駅と直結し、センター部分には円形広場を配置し、それを取り囲むようなレイアウトで店舗スペースを構築。多くのショップに加え、シネコンやスポーツクラブなど多彩な機能を導入。羨ましい~!こうゆう空間設計がこれからは必要です!

