双葉町仮設住宅訪問の後の宿泊は、二本松市の山中にあるリンゴ園農家兼民宿へ。福島原発以降、風評被害で低迷する農業に加えスタートしたとのこと…
本当に山の中の大きな農家でしたが、おもてなしは最高!60代のお母さん1人がバンバンと独特の新鮮野菜を使った田舎料理を調理頂き、そのうち、除染作業に従事していたお父さんも帰ってきて、我々と楽しい団らんにご参加頂きました~但し、本気でしゃべられると福島弁はわからない~
写真がそのご夫婦です。
特に美味しかったのが、おろしニンニク醤油をかけて食べたナスの素揚げ、トマトソースをかけたリンゴ(!)の肉巻、カボチャのコロッケ…
ごはんは、ずんだやゴマを載せたおにぎりでしたが、食いしん坊が多かったにも関わらず、かなり余らしてしまいました~(残念!)
翌朝は、再び食べきれないほどの朝食を頂き、名残惜しく宿を後にしましたが、今後、福島に支援に入る際には、またこのような温かい、地元の方とコミュニケーションが取れる民泊にしようと思います。これだけのおもてなしを受けながら、宿泊費は6500円なり!
その後、福島原発20km手前の富岡町に入り、駅前などを視察。岩手、宮城と異なり、震災直後のままゴーストタウン化している街の様子は異様であり、取り返しのつかない功罪であると改めて認識しました。
みなさんがおっしゃっていた、「あんたたちも他人事ではないよ。浜岡原発あるでしょ…」の言葉が胸に刺さりました…。