本日、自分が委員長を務める民生病院委員会の勉強会を開催し、新しいゴミ焼却施設の検討状況について当局より説明を受けました。
現在、市では施設整備に向けた基本構想をまとめるため、民間委員も含めた検討委員会を組織、運営しており、そこでの資料を使用して、技術動向、処理システム、エネルギー利活用、事業方式などについて説明。
肝心の炉の方式については、従来型で一般的なストーカー炉を基本に検討するとしたものの、課題は、現在は焼却していない埋立ゴミの日に回収している「熱源利用プラスチック」を「焼却する」か「焼却しない」か。
現在は、プラスチック系を燃やすとカロリーが高く高温になることなどにより、耐火材の劣化が進むことや、焼却灰が増えることなどから、年間1億円以上を支出して三重県の専門業者に搬送を行っています。
しかしながら、逆に燃焼すれば熱回収量が大きくなるので、現在は取り組んでいない発電量を稼ぐことが出来るようになり、売電収入を多く見込めることになります。当然、委託費用もかからず。
また、もし、「焼却する」のであれば、③類として分別収集している現状から変更して、可燃ごみに混ぜて出すこととなり、市民としては労力が減ります。
さあ、どっち??今後、更に詳細の検討を行って頂き、客観的なデータ等から判断していきたいと思います。